本日より 「lite展 粉雪、針音」が始まりました。
今年は随分楽な冬の日が続いていましたが、昨日より寒波が到来。
「外には粉雪が舞い、針を刺す音さえも聞こえてきそうな 静かな雪の一日」
まさにこんな厳しい季節に見ていただきたい展示だと思い、こんな文章をDMには
載せていたので寒いけど少し嬉しくなりました。
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見慣れた図案も、初めて目にする図案もたくさん並んだ作品に込められた その仕事量には圧倒されます。 それでいて、素朴になりすぎず いきいきとした楽しさが伝わって来ます。 |
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冬に嬉しいコーナー。 テーブルマットやなべつかみ、コースターで あたたかい食卓が目に浮かびます。 |
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スツール。手前がlowスツール、奥がhighスツールです。 座面をliteの刺繍で、脚の部分は秋田のHANALEGIが作っている合作の商品です。 この組み合わせがとても相性が良く、 本当に素晴らしい出来映えだと思います。 |
北の地に住んで来たわれわれや、もっともっと前の世代の人々がどうやってこの厳しい冬を家の中で過ごしてきたのか。
liteの刺繍はとても現代的なんだけれど、ひと針ずつ根気強く刺していく粘り強さと
ただひたすら刺すだけではないうららかな喜びに溢れた図案とが、
ただひたすら刺すだけではないうららかな喜びに溢れた図案とが、
手仕事と創作の根源的な成り立ちの部分を無言で教えてくれているような気がするのです。
明日以降もまた引き続き、作品を紹介していきます。